名古屋グランパス vs FC東京 (2012 J1 第31節) [FC東京]
尾張よければ だったんだけど・・・
2012年11月7日(水) 19:03 名古屋市瑞穂陸上競技場
J1 第31節 名古屋グランパス 1 - 0 F C 東 京
得点 : 30 分 田中マルクス闘莉王(名古屋)
入場者数 7,959人、天気 曇り、気温13.8度、湿度59%
主審 佐藤隆治
夜の瑞穂陸上競技場です。
早いもので、今年東京のサッカーが見られるのも、
このゲームを含め、あと4試合となりました。
第31節の対戦相手は強豪名古屋。
相手にとって不足なしの好カードでしたが、
W杯予選のスケジュールとの兼ね合いから
変則的な水曜日開催。
毎度ビジターのスタジアムにも大挙押し寄せる
東京サポーターも平日とあって、
さすがにその数も限られてしまいます。
入場者数は、
今節9つのカードのうち最少
7959人は意外な感じがしましたが、
東京サポの責任ではありませんよ。
で、FC東京の2012年。
柏とのスーパーカップに始まり、
ACLを7試合、 リーグ戦が31試合、
ナビスコカップ4試合、天皇杯1試合
計44試合を戦ってきました。
うち、先に点を獲ったゲームが16試合しかありません。
逆に先制された試合は28試合。
前半のいいリズムで攻撃している時間帯に
いかに点が獲れていないか、
数字によく表れています。
ちなみに先制した試合の戦績は、
13勝3引き分けで、
ホーム、アウェーに関係なく、無敗。
一方、先に点を獲られた試合は、
5勝18敗5引き分け
味スタでのホーム、サガン鳥栖戦のように
大逆転した試合もありましたが、
先制されて跳ね返せなかった試合の方が
圧倒的に多いんですね。
リーグ戦に限れば
先制した試合は、10勝1引き分け
何のかんのと、
リードしたときのDFは
安定していると言えます。
一方、先制されたゲームは
3勝13敗4引き分け
得失点差は±0
これは J1 18チーム中、下から7番目。
この戦績で、来年のACL出場の可能性が
残っているのが不思議なくらいです。
この日の試合は、
そんな東京の2012年を象徴しているような内容でした。
押し込みながら、フィニッシュが決まらない。
もたもたしているうちに、
セットプレーから、
一瞬の隙をつかれて失点。
またか・・・という感じ。
ボールは支配しているけれど、
相手最終ラインの手前で、
スピードが落ちてしまい、
ボールが横に回り出す。
シュートは放つが、
相手サポーターがムンクの叫び状態になる
怖いシュートが少ない。
梶山、石川の攻撃のリズムが
相手に覚えられてしまっているような感じ。
ならば、超攻撃的で、シュートへの意識が一番強いネマや
ボールを持たせれば、何かしてくれそうな河野
この二人を前半から使い、
先制点を獲ってしまう。
あとは、森重を中心とした守備が安定しているから、
手堅く守って勝ち点3をゲット・・・
こう行けませんかねぇ。
素人考えですが。。。
特に河野
前線へ行くぞと構えても、
リスクを怖れてボールが飛んでこない場面が何度かありました。
最終ラインのドリブル突破も期待できるし、
縦横無尽の動きでDFをかく乱していたヴェルディのときのプレーを思えば、
もっと信じてあげてもいいんじゃないの?
もったいない使い方をしているような気がしてなりません。
とりあえず、ガンバが引き分けたので、
降格はなくなりました。
残り3試合
相手は、降格争いで尻に火が着いている神戸とガンバ、
それに初優勝に手がかかっている仙台
いずれの試合も相手の方が
勝利へのモチベーションもプレッシャーも大きい。
でも、勝ちませんと。。。
終わりよければすべてよし。
来季につながる、いい試合を見せてもらいたいです。
コメント 0