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WBCを観ながら謙虚さについて考える [野球]

2013ワールドベースボールクラシック。

始まりました。

1次ラウンドは4チームずつ、
福岡と台中に分かれリーグ戦を行い、上位2チームが2次ラウンドへ進出します。

日本が入っているプールAは、
すでに日本とキューバともにブラジルと中国に勝利したため
この2チームが2次ラウンド進出を確定、
あとは直接対決で1位抜けするチームが決まるだけです。

日本は初戦、ブラジル相手に苦戦。
8回までリード許す展開で、もしかしたら日本が負けるのではないか
と、テレビを観ながらハラハラした野球ファンもたくさんいたでしょうね。

ブラジルには松元のようなプロ選手が何人もいて、
投手の調子如何では、日本が足をすくわれる可能性もありました。
もともと楽勝できる相手ではありませんでした。

ところが開幕前、日本のメディアは日本選手オンリーの偏った報道に終始し、
侍ジャパンがんばれ!と情緒的に煽ってばかりでした。

ブラジルのどの選手が要注意で、どういう試合展開が予想されるか、
見どころは何か、などの情報は皆無でした。
特に地上波のテレビは、勝敗の結果以外に興味が湧くような報道の仕方をしていません。

これって、謙虚じゃないですよね。

なぜそうなるのでしょうか?

 マスコミがそう報じるから?

 野球ファンがそういう情報を望んでいないから?

 野球界で発言力のある人たちがそういう価値感だから?

たしか、星野監督や中畑監督が五輪で日本代表を率いたときにも
同じような感想をもった記憶があります。

結果はパッとしませんでした。


また、WBCを観て感じる謙虚さが欠如した価値観と、
国際化に遅れ、暴力を使う戦前の軍隊式指導法が正しいと信じて疑わない
某スポーツに関わる人たちの価値観とは、共通性があると感じています。

相手を自分と対等な立場に置いて思考することができない


さて、山本浩二監督とスタッフは、
相手を丸裸にするくらい研究する”謙虚さ”をもって
WBCに臨んでいるとは思いますが、

ブラジル戦のときの雰囲気をみていると、少し心配です。


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